梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

会社経営をするなら会社法は知っておいて損はない。

レペゼン地球の解散の経緯についてが拡散されていますが、思ったことを書いておきます。

ことの経緯は動画を。

 

第一印象は、会社は株主のものなので、株を渡してしまっているという致命的なミス、そして、毎月の経理を見ていれば、不正な支出は早く気付いたのではないかなと思ったところ。いまさら明細を出せと騒いでいるところが、まずい。

DJ社長はDJ社長以外の仲間を守る責任があるし、不正にお金が引き出されて、ついてきてくれていた仲間が貧乏暮らしをしていたのも、DJ社長に原因はないの?社長だったら、ちゃんとした方が良かったのではないかな。

悪いことをすることはそれ自体が悪いことだけど、悪いことができないように目を光らせておくことや目を光らせておくことができないならダブルチェックくらいは誰かにしてもらっていた方が良かったのではないかな。顧問税理士も自分で雇っていたら良かったのだろうな。

小さい火種のうちに潰しておけば良かったものを、大きな問題になってから対処しようとするから炎上してしまう、裁判沙汰になってしまう。

問題を大きくする大人ではなく、問題となる前に潰して対応できるかっこいい大人もいると思います。そういうかっこいい大人も仲間に入れてはいかがでしょうか。

DJ社長のやることは面白くて楽しいのですが乱高下が激しく危なっかしく見えるので、バックオフィスも最強の布陣を作って、成長を加速させていってもらいたいです。

会社のことは会社法でルールが決まっています。株主って?社長って?どういうことができてどういう責任を負っているのか、決まりがあるので、会社運営の基本的な知識を持っていれば 大きなトラブルには巻き込まれないのではないかな。ルールを味方につけよう。