自分の退職金の準備はできていますか?小規模企業共済の活用のススメ。
2016年6月27日
小規模企業共済はご存知でしょうか?
小規模企業共済とは、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する制度であり、小規模企業の個人事業主・共同経営者または会社等の役員が事業をやめたり、役員を退職した場合など、第一線を退いた時の生活の安定・事業の再建などのための資金を予め準備しておくものであって、国によって作られた経営者のための退職金制度です。
小規模企業共済のメリット
掛金は全額所得控除
小規模企業共済の掛け金は、税法上、全額が課税対象所得から控除することができます。なお、1年以内の前納掛金についても、納付した年の課税対象所得から控除することができます。
共済金は退職所得または公的年金等の雑所得
共済金は、税法上、一括受け取りは「退職所得」、分割受け取りは「公的年金等の雑所得」として扱われます。「退職所得扱い」では、掛けた年数に応じて控除額が増えます。「公的年金等の雑所得扱い」では、公的年金と同じ扱いになります。
差し押さえの禁止
共済金の受給権は差し押さえが禁止されています。
貸付制度
納付した掛金総額の範囲内で低利の事業資金等の貸付が受けられます。もしもの時に、備えることができます。
節税額について
出典:中小機構:小規模企業共済: 掛金の全額が所得控除になるということですが、どのくらいの節税になりますか。
独立開業すると会社員の方と違い退職金の備えがありません。将来の生活のため、小規模共済の活用でリタイア後の生活資金を確保しましょう。
小規模共済は早く入れば入るほど、お得です。少額でも良いので少しずつ掛けて行きましょう。
中小機構:小規模企業共済: 【第6回】早く加入し、積み立てた方が断然お得!小規模企業共済の掛金納付制度
加入についてはお近くの税理士までご相談ください。
今起業するなら、福井県池田町が熱い。
2016年6月26日
福井県池田町は起業するなら熱いです。
ツリーピクニックアドベンチャーがガイアの夜明けに特集されるなど、今注目の過疎地。
ガイアの夜明け【100億円かけた新型施設!打倒ディズニー&USJ】 | テレビ東京
観光客だけではなく、ここで何かしようという個性の強い人たちも少しずつ集まってきているように思います。
池田町の外と内が少しずつ混じりあって、面白いことになるんじゃないでしょうか。
世の中を変えられるのは、よそ者かばか者と言われます。
もっと外の人に入って来てもらって、いい風に池田町が変わることを期待しています。
さて、池田町の起業がなぜ良いのかというと、起業の補助が手厚いからです。
※ 300万円まで補助がでます。
何をするにも、まず最初の事業資金が必要になります。補助金と借入をうまく使えば、生活コストの低い田舎で自分のやりたいことがやれるでしょう。
池田町での起業に関心がある方はご相談ください。お役に立てると思います。
それではまた。
起業する前に読む本。目標設定について。
2016年6月24日
目標設定に関することがこう書かれています。
長期の目標を立てる時、私はわざと自分の能力を超えたところに設定します。
言い換えると、現在の自分の力では達成不可能と思える目標を選択するのです。そして私はそれを実現する時を未来のある一時点に設定します。
今時点で、できること・できないことの棚卸は直ぐにできますが、今できることで将来もずっと勝負していくことには無理があります。
将来時点でできるようになるため、個人の能力や組織力を向上させる計画が必要です。
こうなりたいから、今、こういう行動を取らなければならない
行き当たりばったりもスリリングで楽しい人生かもしれませんが、将来の目標を計画し定まった場合は、逆算する思考がより人生を豊かにすると思います。
ありたい姿に近づいていく
この実感こそ、日々の活力となります。
計画立てていますか?実績との比較は行っていますか?
なければ、作りましょう。
本日は起業する前に読むと良い本の紹介と、目標設定についてでした。
それではまた。
損益分岐点売上高をはじくこと。
2016年6月23日
以前、変動費と固定費を分解することが大切だと伝えました。
事業計画はまず変動費と固定費に分解して分析! - 梅田公認会計士のダイアリー
次に何をすべきか、
それは、損益分岐点売上高を計算することです。
損益分岐点売上高というのは、売上から変動費を引いた利益が固定費と一致して利益ゼロ(損益分岐点)の売上高のことを言います。
損益分岐点売上高の計算式は
さて、起業したばかりですと、自分の生活費を残すということを計画に入れ忘れてしまう方がいらっしゃいます。
なので、起業する際には、
目標売上高 = (固定費+生活費) ÷ 限界利益率 で計算すると良いです。
借入を行った場合には、
目標売上高 = (固定費+借入返済額+生活費) ÷ 限界歴率 を使いましょう
※注意)上記式は簡便的に利益にかかる税金のことを考慮していません。
事業計画は売上高から計算するのではなく、固定費と必要利益から逆算して目標売上高を計算し、目標売上高を達成するための商品・サービスの設計を。
何事も逆算する癖をつけましょう
本日は損益分岐点売上高のお話しでした。
それではまた。
たけし会という会をご存知ですか?
2016年6月22日
たけし会という会に参加してきました。
たけし会というのは、TKC全国会の創設者である飯塚毅さんのことを語り合う会とのこと。
本でしか知らない方だったのですが、直接お会いした方のお話を聞くと、お酒が好きで人間味がある人だったようです。
全国行脚して、全国の税理士とお酒を飲んだのは飯塚毅さんだけだったんじゃないかと言われていました。
飲んで話す
今なら飲まない人も多いので、
食べて話す
そんな食べたり飲んだりすることは一見普通かもしれませんが、同じ場所に集まることってなかなか難しい時代になってませんか?
リアルに話せる関係づくり
人間味のある人間
体温高めに生きたいですね。
まとまり悪いですが、明日も職業会計人の道をただただ邁進していきます。
それでは。
事業計画はまず変動費と固定費に分解して分析!
2016年6月21日
売上が上がるにつれて、同じように上がる変動費、そして、
売上が上がろうが上がるまいが、一定金額発生する固定費。
以上、費用は二つに分類できます。
売上から変動費を引いた金額を限界利益といいます。
計画を策定する際、事業継続のためには実際いくらの売上が必要なのか?計算する必要があります。
その計算式は、(固定費+必要利益)÷限界利益率 で計算することができます。
必要利益は借入金の返済額は最低限、残す必要があるため、
(借入金の返済額-減価償却費)÷(1-税率)
で計算します。
このように、費用を変動費と固定費とに分解することで、事業計画の策定や予実分析が簡単明瞭に把握することができます。
日々、経営は考えることが多くなりますがちですが、費用を分解しシンプルに変動費と固定費に整理することで、より経営を把握することができるようになります。
経営成績の見える化は変動費と固定費の分解から。
ぜひ実践ください。
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