未来のことを考える。
会社は自己実現する場。
2016年3月14日
今日は最近知り合った方から、会社を退職して転職するという電話を受けました。
仲良くなってきた方で、これからも仕事で色々とお世話になると思っていた矢先だったので、残念。
これからの益々のご活躍を祈っています。
さて、なぜ辞めるのかというと、自分がこうなりたいという目標があって、今とそこにギャップがあるからのようです。
従業員の退職を防止するために、飲み会の予算をつけて親睦を深めたりする場合もあるようですが、志がある人にはあまり効果がないんじゃないかと思います。
会社も従業員を守ってくれない時代。会社で得られるスキルを手に入れたら、次の会社へ渡って、より発展したスキルを身に着けていき、自分の市場価値を高めていく方が賢明であるように思います。
翻って、会社にとっても、せっかく育ってくれた従業員がすぐに退職してしまっては会社の発展が望めません。
従業員の退職を防止するためには、スキルに見合った処遇改善も必要ですし、会社自体がその人自身のこうなりたいを自己実現する場でなければやめてしまうでしょう。
従業員との対話、大切です。
従業員のこうなりたいを応援しましょう。
話変わりますが、最近DMM.comという会社が非常に面白いなぁと思っています。亀山社長のインタビュー記事も読めば納得しますよ。参考までに貼っておきます。
儲けるよりは、儲ける構造を作り続けることが大事
司会 じゃあ会社経営していくにあたって最も大切にしてることってなんですか?
亀 そうですね、続けることですかね。会社はいくら儲けるかってことよりは、どれだけ続けるかってことが大切かなと思ってて。今年100億儲かったけど翌年からずっとマイナスだっていうと、会社は続けられないんですよね。100億儲かったら100億を次の事業に突っ込んで、10年後もずっと10億ずっと入るような会社にしていく、儲ける構造を作り続けることの方が大事かなと思いますね。
日々数字を見て、儲ける構造に改善していきましょう。
町政問題懇話会、中間報告会に参加してきました。
2016年3月13日
突然ですが、ここはどこだと思いますか?(池田町内にあります)
ヒント1:女子浴室があります。
ヒント2:和室があります。
ヒント3:ロビーがあります。
ヒント4:昔、学校でした。
ということで、分かる人には分かると思いますが、福井県池田町の第三小学校に行ってきました。リノベーションされて、合宿所に変わっています。4月からオープンとか言っていたかな・・・うろ覚え。
とにもかくにも、昔通った小学校が壊されず、また違った形で使われるというのは嬉しいですね♪ 三小がんばれ。
さて、ここ三小で、3月11日の17時半より、町政問題懇話会の中間報告会がありました。
▽町政問題懇話会について
池田町町政問題懇話会発会式に参加してきました。 - 梅田公認会計士のダイアリー
月日が経つのは早いものですね。このブログでも何度か取り上げている活動ですが、いよいよ大詰めです。
女性と青年の環境充実部会の企画調査委員のメンバーとして、今回の報告会に臨みました。他の部会の活動がどのように行われていたか知らなかったのですが、どの部会の発表も興味深い話で面白いなぁと思いました。
当部会では主に池田町から転出・転入した若者を対象にアンケートを実施して、その理由を探りました。
たくさんの人に協力していただいたお陰で、貴重なデータを取ることができました。
予想していた通りの結果もあれば、聞いてみて、へぇ~と思うことがデータから見て取れました。
仕事とすみか・・・
ここからもう一歩進めたいですね。
消費税はインボイス方式へ。
2016年3月4日
個人の確定申告もそろそろ終わりです。目下、気になるところは今後の消費税です。消費税が10%になるのかどうか、景気を見ながら判断してもらいたいところですが、現状では消費税は10%となり、複数税率(軽減税率)が導入される予定です。
複数税率(軽減税率)ということは、商品やサービスごとに異なった消費税率をかけるということです。
軽減税率の対象となるのは、酒類及び外食を除く「飲食料品」、定期購読契約が締結された週2回以上発行される「新聞」ということになっています。
どこからどこまでが外食?ということが国会で熱く議論されているようですが、そんなニュースを聞くたびに、少し残念な気持ちが沸いてくるのは私だけじゃないと思います・・・。
さて、商品ごとに違う消費税が適用されるということは、非常に厄介なことになるのですが、まだまだそのことが浸透していないです。
8% or 10%の商品を売った買っただけで済むなら簡単そうですが、この在庫の商品は8%で買ったもの?それとも10%のもの?といった具合に、在庫管理も消費税ごとに管理しなければいけなくなります。また、返品・値引き・割り戻し、貸し倒れなども、8%で買った(or 売った)ものなのか、10%で買った(or 売った)ものなのか、すべて記録することが必要になってきます。
そして、発行する請求書には、①軽減税率の対象品目である旨、と②税率ごとに合計した対価の額が書いていないといけなくなります。(区分記載請求書等保存方式)
さらに、平成33年4月からはインボイス方式(適格請求書等保存方式)が導入されます。
[請求書等保存方式とインボイス方式について]
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/401.htm
簡単に言えば、消費税を請求できる事業者が登録制になるといったところでしょうか。(※免税事業者は適格請求書発行事業者になれません)
消費税の仕組みは、お客さんから預かった消費税から仕入れ業者に支払った消費税を差し引いた残りを、申告・納付することとなっています。
インボイス方式となると、免税事業者から仕入れた商品については、消費税を支払ったということにはならなくなります。
(預かった消費税-支払った消費税)はこれまでより多くなるため、資金繰りがつらくなる可能性もあります。また、販売価格に消費税10%を乗せて、仕入れが消費税8%だった場合は、お金がたくさんあると錯覚して期中に使ってしまうと、いざ消費税を納めるというときにお金がすっからかんになっている可能性もあります。
と、なんだか大変そうで複雑そうですが、日々記帳して、いくら納付しなければならないか・なりそうかを事前に予想するということが今まで以上に大切になってきます。
どんぶり勘定から脱却すれば、消費税は怖くない。(はず)
仕組みを知り、計画を立てて経営をしていきましょう。
複数税率、とっても面倒ですが、グッと覚悟して・・・。
キープスマイル。
それではまた。
キープスマイル。
一日として同じ日はないことを感じると毎日が楽しくなる。
モチベーションを高める原点回帰。幸せはどこにあるのか。
2016年2月10日
今日の午前は開業されたばかりの会計士の先生と話す機会があり、
いろいろと話していると、
ついこの前の自分のことを見ているようで、
非常に刺激を受けました。
また、午後からは人事労務の研修を受け、
ここでもモチベーションについて
考えさせられることとなりました。
数字では労働分配率(人件費の限界利益に占める割合)や地域の平均賃金との比較により、そのバランスを見るのですが、そのバランスを取るのはなぜかというと、従業員のモチベーションが高まることで、会社の生産性や利益が上がるということが見込まれるからです。
人件費が上がる→労働分配率が上がる→モチベーションが上がる→生産性が上がる→利益があがる→労働分配率が下がる→人件費が上がる
この正の循環を繰り返すことで会社は強くなっていきます。
さて、人件費があがることでモチベーションが上がる、これには限界があります。モチベーションは①外発的動機付けと、②内発的動機付けといったふたつに分けられます。前者は報酬を指し、後者はそれ以外のこと本人の心の状態を指します。ここで詳しくは書きませんが、報酬=お金ではひとのモチベーションは上がりませんよ、むしろ逆効果になることがありますよ、ということが言われています。
では、モチベーションはどこから来るのでしょう。
自分のことを考えますと、なぜ開業したのか、どうしていきたいのか、自分がワクワクすることは何なのか、それを踏まえて、目の前のお客さんに喜んでもらえることこと、一番のモチベーションを高める要因になっていると思います。
どれも欠けてはいけない重要な要素になっています。
自分はなぜ開業したか、
自分はどうしていきたいか、
自分がワクワクすることにつながっているか
目の前のお客さんは本当に喜んでくれているか
自分と相手が繋がり、
お互いに心地よい関係を作れたとき、
やってて良かったと心から思えます。
目の前のお客さんに喜んでもらう。
これまでもこれからも、
この姿勢を忘れないように。
今日は原点回帰、とてもモチベーションが上がる日になりました。
それではまた。
➡幸せって富とか報酬とかじゃないよ。というトークがあったので、見てみてください。考えさせられます。