【e21まいスター】給与計算の仕方と会計ソフトとの連携。もう給与の仕訳に迷わない。
会計ソフトが使いこなせないと経理事務が変わりません。
給与計算が難しいというお問い合わせが多いので、毎月一回の給与計算の仕方のおさらいしましょう。
今回はe21まいスターのあんしん給与の使い方です。
■勤怠情報の管理
■あんしん給与への入力と計算結果の確認
■給与明細書の配布と給与振込予約
■給与仕訳の作成と会計ソフトとの連携
勤怠情報の管理
あんしん給与は給与計算ソフトなので、従業員が何日、何時間働いていたのかまでは記録できません。タイムカードなどで従業員の勤怠情報を管理しましょう。
その月の勤怠情報を用意して給与計算のステップへ。
あんしん給与への入力と計算結果の確認
勤怠情報を整理して、給与計算をしましょう。
まず、【入力】勤怠項目支給控除項目を開くとこのような画面がでてきます。
現在処理中の月の給与計算が済んでいる場合は、翌月分の処理開始（月次更新）をして給与計算のスタート。
給与支給日を入力します。
次に一人ひとりの従業員の出勤日や出勤時間を入力します。勤怠情報を入力し終わったら、【F8 試算】を押して、給与計算が正しく計算されているかどうか確認します。
すべての従業員の勤怠項目の入力が終われば、給与計算の終了です。給与金額、控除する金額などは、給与システムで自動計算されます。
最後に【確認】支給控除一覧から確認書類を出力して、全従業員の給与支給額に問題がないか確かめましょう。
給与明細書の配布と給与振込予約
【社員へ配布】給与明細書から一人ひとりに配布する給与明細書を印刷することができます。PXまいポータル（http://www.tkc.jp/pxmyportal）を導入している場合は、従業員の登録されたメールアドレス宛に給与明細書を送ることができます（給与明細書の印刷・配布の手間がなくなります）。
給与明細書に記載された支給金額について、インターネットバンキング等で各従業員へ給与支給日に支払うよう振込予約を行います。なお、【給与支払】給与振込依頼書からインターネットバンキングで利用する給与振込データを作成することもできます。
給与仕訳の作成と会計ソフトとの連携
【仕訳計上】給与仕訳の確認とFXへの仕訳計上を押すと、給与の仕訳を自動作成することができます。財務締日に費用計上することとなるため、費用計上日を登録することを忘れないようにしましょう（財務計上日に給与 / 未払金 の仕訳が計上されます）。財務締日を登録し、仕訳データの作成を押しましょう。
そうすると、自動作成された仕訳が表示されるため、会計ソフトと連動させて、給与計算ソフトでの仕訳の登録は終わりです。財務締日、給与支給日になると、会計ソフトと連動して自動的に仕訳が登録されます。
まとめ
・事務の流れは、勤怠情報の管理→給与計算→給与の支払予約→給与仕訳の計上。
・給与計算の確認は、【確認】支給控除一覧で。
・【仕訳計上】は財務締日の入力して会計ソフトと連動を。
取引も会計処理もシンプルにすれば、
経理事務も生産性もあがります。
シンプルを意識しましょう。
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