納税予測と来期の事業計画。
今年も残すところあと僅かとなってきました。
弊事務所も今年の納税予測と来期の事業計画を策定しました。
直前で決算予測をしても、
できる節税とできない節税、
また、納税資金の準備が間に合わない場合があります。
予測できることは洗い出し、
計画に落とし込み、
事前の対策をしましょう。
▽求人を始めました。詳細は下記、ホームページよりご覧ください。
NISAで1年間ほったからかした結果、どれくらい利益がでたか。
投資初心者の方へはNISAでの資産運用をお勧めしています。
さて、私も約1年間、NISA口座でコツコツ積立ているのですが、
どれくらい利益がでているのか確認してみました。
投資利益率 約10% でした。
計算式: 含み益÷購入累計残高
購入金額120万円で、+12万円の利益がでていることになる。
※実際は毎月定額の積立方式で購入したので、正しい投資利益率は約20%にもなる。
計算式:含み益÷購入金額の平均残高
リスクの高い投資信託は選ばず、
コツコツと元本を積み増ししていけば、
資産を増やすことは難しくないのではないでしょうか。
投資は短期的に見ず、
長い目で見てコツコツと積み増していきましょう。
初心者の資産運用にはNISAがお勧め。 - 梅田公認会計士のダイアリー
気持ち悪いと思うようになるまで続ける。
習慣化というのは、
『やらなければなんだか気持ち悪い』
という感覚になるまで続けることだろうと思います。
まだ習慣になっていないことを始めると、
最初は、めんどくさいなぁと思うかもしれないし、
反対に、新しいことに挑戦できるからワクワク感があるのかもしれませんが、
そこには、『気持ち悪いなぁ』という感覚はありません。
気持ち悪いなぁという感覚がなければ、
めんどくさい、ワクワクする
ただ、その一瞬の感覚で、
良くも悪くもやめてしまいます。
継続性がありません。
『なんだか気持ち悪いな』
を大切に、
日々の行動をコツコツと。
成功させるための4つの質。
昨日は池田町にてチームビルディング研修(理論編)に参加してきました。
今回の学びで面白いと思ったのは、成功の循環という言葉。
成功の循環は以下のような4つの質で構成されている。
①関係の質
②思考の質
③行動の質
④結果の質
考え方を変える事、
行動を変える事、
そうすれば結果が変わる
この考えはさまざまな方に支持されており、
私もその一人です。
ここに、チームとして成果を上げるとなると、
関係の質
が大切になってきます。
関係の質が悪いと、
『なんであいつのために働かないといけないの?』と不満が出たり、
『あいつのいうことは何に対しても反対する』と対立が生じたり、
チームとして成果が上がりづらい環境になってしまうそう。
今回で二回目となるチームビルディング研修は、
関係の質を高めるためのコミュニケーション技法を体験する
とても良い機会になりました。
また次回もあるそうなので、
ぜひみなさんも参加して一度体験してみてください。
チームとして結果の出るコミュニケーションのコツをつかめるかもしれませんよ。
それではまた。
帳簿はだれのためにあるのか。
誰のために帳簿はあるのか。
会計帳簿は商法や会社法で定めるところにより、”適時に”記帳することが求められています。
引用:商法
第四百三十二条 株式会社は、法務省令で定めるところにより、適時に、正確な会計帳簿を作成しなければならない。引用:会社法
この適時というのは、現金取引については、日々、掛け取引については長くても1ヶ月に一度、記帳することが求められていると言われています。
なぜ、このようにこまめに記録を残すことを求められているのかというと、記録がだらしない経営者に倒産する会社が多いという経験則があるからです。
これについては帳簿の世界史を読むと、より詳しく知ることができます。
現在、中小企業が準拠すべきと言われている中小会計要領のチェックリストが公表されています。この中小会計要領のチェックリストのなかに、
すべての取引につき正規の簿記の原則に従って記帳が行われ、適時に、整然かつ明瞭に、正確かつ網羅的に会計帳簿が作成されているか。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaikei/2013/0128Waribiki1.pdf
というチェック項目があります。
ここにも”適時に”という言葉が見られます。
この中小会計要領に準拠した決算書を作成している会社の倒産件数は、中小会計要領に準拠しないで決算書を作成している会社よりも少ないとの傾向を金融機関から度々聞きます。
【帳簿の法則】
帳簿をおろそかにすると、倒産する可能性が高まる。
帳簿をきちんとつけると、倒産する可能性が低くなる。
帳簿を適時につけることで、適時に自信の経営成績を振り返ることができます。
悪い傾向を感じ取ったら、次の打ち手を考えて、実行することができます。
自身の経営状態については、帳簿が教えてくれます。
帳簿を適時につけましょう。
毎日の帳簿づけの習慣化が、
最小の労力で最大の効果をもたらす
最高に生産性の高い経営改善手法です。
免税事業者も軽減税率導入に備えよう。
軽減税率が平成31年10月1日から実施されます。
https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/
それに備えるための軽減税率対策補助金も実施されています。
この補助金は平成30年1月31日までということなので、対応が必要な事業主の方は早急な対応がレジ改修費の負担等の軽減につながります。お早めにご対応ください。
さて、起業したばかりの方や売上が1000万円に達していない方は、『免税事業者であるため消費税のことは関係ない』と思っている方もおられると思いますが、安心なさらずにご準備をお願いします。
というのも、軽減税率導入により免税事業者の方は取引から排除されてしまうという新たなリスクが生じるためです。
消費税の計算は、お客様から『預かった』消費税を取引業者に『支払った』消費税との差額を納付する仕組みになっています。
現行では取引先が免税事業者であろうが『支払った』消費税を計算して消費税を納付できたのですが、
今後は、免税事業者に対しては、『支払った』消費税を計算して控除することができなくなる予定です。
消費税を納付する事業者にとっては、『支払った』消費税として控除できず、『預かった』消費税をまるまる納付することになるのであれば、免税事業者とは取引しないでおこうという気持ちになるのではないかと思います。
取引先を失うリスクに備えるために、
いつでも課税事業者となっても大丈夫なよう
準備をしておきましょう。
備えあれば憂いなし。
早めのご準備を。