梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

【悪貨は良貨を駆逐する】良いものを残す・伸ばすにはルールを守ることが大切。

2016年12月22日

 『悪化は良貨を駆逐する』といいます。

 

 悪いものは広がりやすく、それは放置されると良いものも壊してしまします。

 

 DeNAのキューレーションメディア。

 大量のコピー記事を作成しました。

 もし、誰も著作権侵害を訴えなければ、

 良い記事を書くライターはいなくなった。

 

 YouTube著作権を侵害する違法アップロード。

 もし、放置されることがあれば、

 良い映像を作る人はいなくなる。

 

 良いものを残すために、何ができるのか。

 

 ルールを守ること。

 ルールを作ること。

 ルールを見直すこと。

 

 ルールは良いものを残し発展させるために存在するならば、

 すべての土台はルールを守る人間形成にあります。

 

 ルールを守ること。

 ルールを作ること。

 ルールを見直すこと。

 

 ルール順守のうえの組織力。

 組織力を高め事業を発展させよう。 

【個人の節税は12月末まで】ふるさと納税でお金を残す。

2016年12月20日

 今年の残すところあと僅かとなりました。

 個人の方にとっては、12月末で1事業年度が終わります。

 

 たくさん利益を上げた個人事業主にとって、

 来年に納付する税金について、

 心配事が多々あると思います。

 

 しかも、個人の方にとっては、

 節税の期限は今月末までです。

 

 期限が迫っています。

 

 お金を無駄には使いたくない。

 ただ、税金は節税したい。

 

 さて、そこでできること、

 今すぐできること、

 

 それは、ふるさと納税です。

 

 ふるさと納税は、皆さんよくご存じだと思いますが、実質2000円の負担で、各種返礼品がもらえるというものです。

 

 ふるさと納税の返礼品については、下記のようなサイトを利用すれば良いと思います。

 

【ふすさとチョイス】 

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 全国のふるさと納税を地域・特典・使い道から選べる

【ふるぽ】

JTBのふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」ポイントを特産品・旅行へ

 

 私がお勧めするふるさと納税の返礼品は、です。

 人間、生きるためには食べなければいけません。

 毎日の食費は家計の悩みどころだと思います。

 

 <ポイント>

 食費を抑えるために、ふるさと納税を利用する。

 

 上記のサイトを見てもらうと、お米からお肉からお魚から、たくさんの食材、しかも保存のきくものが多くあります。

 

 考えて見てください、もし、1年分のお米をふるさと納税で購入したら、年間のお米の代金は2000円・・・。安い・・・。

 

 私の事務所がある福井県越前市ふるさと納税の返礼品を見てください。若狭牛やコシヒカリと美味しそうなものが並んでいます。

www.furusato-tax.jp

furu-po.com

 

 節税+生活コストを下げるためには、ふるさと納税が一番良い方法のように思います。

 

 今年度分の節税のためには、12月末までのお申込みが必要です。

 お早めにお申し込みください。

 

越前市の武生中央公園の整備費用についてもふるさと納税ができるようです。こちらも気になるプロジェクトです。非常に楽しみ。

日本を代表する絵本作家・かこさとしの絵を街づくりのシンボルに!【熱いご要望の声にお応えして、プロジェクト延長!】 | ふるさと納税のクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」

 

 

 

 

租税教室 in 池田町

2016年12月7日

   今日は池田小学校で租税教室をしてきました。

 

  小学生は私が小学生の頃よりさらに少なくなっていて、今回話したのは、6年生、生徒6名に対してです。

 

  少子高齢化ですね。

 

  いつもどうり、

 

  『税金って必要だと思いますか?』

 

   という質問から始め、

 

  6名中1名がいらない

 

   という回答。

 

   👍

 

    『なんで必要やと思う?』

 

   という質問に、

 

   過半数が、

 

   「お国のため」

 

   と答えました。

 

   👍

 

   お国のためって、

   誰からこんな言葉学んだのか、

   非常に感銘を受けました。

 

   思わず、

   戦前か!?と突っ込みたくなりました。

 

   子供たちにとって、税金は国がお金欲しいって言うから仕方なしに払ってるもののようです。

 

  子供たちにとって、税金はもし万が一のことが起こった時のために貯金してくれているのだと思っているそうです。

 

  さて、真実は、、、。

 

 

 

   子供たちはこれから、小学生から高校卒業まで、1人あたり約一千万円以上の税金を使って学校に行きます。税金の恩恵を受けるのは、子供たち。

 

   税金をお国のためから、自分たちのために取り返したいですね。

 

   子供たちよ、国のために死ぬなよ!

 

 

   税金も国のルールも民主主義。

  国のために人があるのではなく、

  人のために国があるんだから。

  

 

ミニマムな暮らし。家族3人、10万円。

2016年12月1日 

 我が家は月10万円です。

 

 何がかというと、食費、水道光熱費、家賃で10万円です。

 ※実は10万円もいってません。

 

 ここ福井県越前市(武生)、

 人口10万人規模の地方都市ですが、

 特に不便は感じていません。

 

 近くにスーパーもあり、

 もちろん、amazonも使えますし、

 赤ちゃんが生まれてからは、

 生協も使うようになりました。

 

 何が言いたいかというと、

 田舎で住むだけなら、

 家族3人、不自由なく10万円ほどで生活できるということです。

 

自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

 

 

 ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』という本を読みました。

 生産性を高める、少ない投資で求める状態を手に入れる。

 とても腑に落ちる内容でした。

 

 今、自分の事業に集中できていたり、

 子育てにも参加できているのは、

 生産性を高めることに集中しようとしている結果です。

 

 

 服装にあまり興味がないので、毎回同じものを買います。

 食べることにもそれほど興味がないので、コンビニで買うものはたいてい同じです。

 

 自分の興味のないものには時間とお金を使わない。

 

 逆に、会計事務所の経営が楽しいので、会計や税務の本、経営の本を買ったり、

 セミナーにも参加して真似できるところは真似しようと時間を作っています。

 

 自分のなりたい状態に近づくために時間とお金を使う。

 

 自分の時間を取り戻すためには、

 自分が求める生活スタイルにとって、

 必要でない時間、必要でない支出を減らすことから始めることが大切ですよね。

 時間とお金を削り、その余った時間とお金をより高い価値のあるものに再投資する。

 

 仕事と子育てを一生懸命すると、

 余分なものに使うお金も時間も減って、

 また、生活コストが減っていくという感じです。

 

 12月もスタートしましたが、

 今月も一瞬で終わってしまいそうです。

 少しでも事務所経営を改善できるよう、

 努めていきますので、

 今後とも引き続き、よろしくお願いします。

 

 また、来年に向けて、

 一名、一緒に働いてくれる方を募集する予定です。

 

 地方都市で、自分のしたいことを実現したいという方、

 また、会計のスキルを活かして、地域活性化(起業支援)に貢献したいという方、

 時短で働き、起業したい方、

 まずは私の事務所で働いてみませんか?

 

 相談していただければ、住む場所も紹介できると思います。

 ぜひ、うちの事務所へ。

 

 それでは、12月も頑張っていきましょう。

 

自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

 

 

 

【経営改善】目に見えないものは、まず見えるようにすること。

 会計士・税理士はモノではなくて、サービスを売っています。

 サービスは人から見えないことが多々あります。

 

 人から見えないものを買ってもらおうとするとき、

 まずは見えるようにするしかありません。

 

 見えるようにするには、サービスのメニューを作成しなければいけません。

 それがうちの事務所でいう報酬規程だったりします。

 

 メニューがあれば、何を売るのかが明確になり、それに対して何を仕入れるのか、どう料理するのか、そしてそれは採算が採れるのか検討できるようになります。

 

 新規事業の立上げも会社の社内体制の整備もすべてに共通するのは、目に見えないものを見えるようにすることです。

 

 目に見えなければ見えるようにする(ルール化)

 ルールに欠点があれば、改善すればいい。

 

 日々の改善の先に、自分の思い描いた先に到達できます。

 継続は力なりです。

 

 それではまた。

 

【セミナー開催の告知】

 今週末、11月26日(土)は当事務所にて経営セミナーを開催します。

 内容は昨今の中小企業を取り巻く環境についてや何に力を入れていく必要があるのか、またFinTechによる経理事務の効率化など。

 当事務所も経理事務をFinTechで効率化しているため、リアルなお話ができます。起業を考えている方や財務内容を改善したい経営者の方は、ぜひご参加いただけたらと思います。

▽参加フォームはこちら▽

TKC経営支援セミナー2016

【所得税】もうすぐ年末ですね。忘年会費用は経費にできる?知らないと損する必要経費の定義。

 もうすぐ忘年会の時期になってきましたね。私は飲んだ後、なぜか風邪をひいてしまうので、ほどほどにと気を付けようと思います。

 

 さて、個人事業をしていると、『これは事業の経費になるのか?これは家事の経費にしなくちゃいけないのか?』なかなか判断に迷うことが多いと思います。

 

 そもそも所得税の必要経費とはどういったものになるのでしょうか?

 

必要経費とは 

所得税法第37条(必要経費) 

(必要経費)

第37条 その年分の不動産所得の金額、事業所得の金額又は雑所得の金額(事業所得の金額及び雑所得の金額のうち山林の伐採又は譲渡に係るもの並びに雑所得の金額のうち第35条第3項(公的年金等の定義)に規定する公的年金等に係るものを除く。)の計算上必要経費に算入すべき金額は、別段の定めがあるものを除き、これらの所得の総収入金額に係る売上原価その他当該総収入金額を得るため直接に要した費用の額及びその年における販売費、一般管理費その他これらの所得を生ずべき業務について生じた費用(償却費以外の費用でその年において債務の確定しないものを除く。)の額とする。

  と必要経費についての条文があるのですが、ここで重要な文言は、『直接に要した費用』(直接性)と『所得を生ずべき業務について生じた費用』(業務遂行上の必要性・関係性)の二つが大切であるということです。

 

 業務に必要だけど、家事か必要経費か分からないという場合には、所得税基本通達を参考にして判断していただけたらと思います。注意点は、必要経費部分を明らかに区分できることが重要ということ。

〔家事関連費(第1号関係)〕

(主たる部分等の判定等)

45-1 令第96条第1号《家事関連費》に規定する「主たる部分」又は同条第2号に規定する「業務の遂行上直接必要であったことが明らかにされる部分」は、業務の内容、経費の内容、家族及び使用人の構成、店舗併用の家屋その他の資産の利用状況等を総合勘案して判定する。 (業務の遂行上必要な部分)

45-2 令第96条第1号に規定する「主たる部分が不動産所得、事業所得、山林所得又は雑所得を生ずべき業務の遂行上必要」であるかどうかは、その支出する金額のうち当該業務の遂行上必要な部分が50%を超えるかどうかにより判定するものとする。ただし、当該必要な部分の金額が50%以下であっても、その必要である部分を明らかに区分することができる場合には、当該必要である部分に相当する金額を必要経費に算入して差し支えない。 

〔家事関連費(第1号関係)〕|通達目次 / 所得税基本通達|国税庁

 

まとめ

 家事か必要経費か迷った場合には、①直接性、➁業務遂行上の必要性があるのかどうか、家事と必要経費とで客観的に区分できるのかどうかで判断してください。判断の根拠として、証拠資料を残すことも大切です。

 

 これから忘年会もあると思いますが、忘年会の費用は福利厚生費として必要経費に算入できないといった判決事例もありますので、すべて必要経費にできると思うと落とし穴にはまるのでご注意ください。

 

 より詳しく知りたい場合は下記の本をご参考を。忘年会費用は?ロータリークラブの年会費は?実家に帰る際の交通費は?そんな疑問に答えてくれる本です。またはお近くの税理士まで、ご相談ください。

決算書より何よりも。大切なこと。

2016年10月31日

  毎日帳簿をつけてください。

 

  これが、私の事務所と契約を結ぶときのお互いのルール。

 

  TKCのルールと言ってもいいかな。

 

  やっぱり、帳簿をしっかりつけている会社の方が自社のことが色々見えてるわけで。

 

  見えていないと、悪いところは放置しっ放しで改善できないわけで。

 

  倒産リスクは傷口が広がればそれだけ高くなるわけで。

 

  

  毎日、帳簿をつけてください。

 

 

  この一言は厳しいのかもしれないけど、お客様に倒産して欲しくない、もっと良くなってもらいたい。そんな私の思いがあります。

 

  誰も嫌なことは言わないかもしれないけど、私はその人の事業のためになるのなら、思うことは言おうと思う。

 

  倒産して欲しくない。

  もっといい会社になってもらいたい。

 

  そんな思いを込めて、

 

 

  毎日帳簿つけてくださいね。

 

 今日も願いを込めて。