梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

「早く死にたい。」だってさ。尊厳死についてどう思いますか?

2014年11月20日

 

 こんばんは、梅田です。

 つい昨日、おばあちゃんに認知症の話をしてあげて、

 早期発見早期治療が大切だよってことを伝えました。


『認知症って何かご存じ?』認知症って〇〇です。高島久美子先生に教わりました。 - 梅田公認会計士のダイアリー

 

 そしたら、そのおばあちゃん、

 「はよ死なせてくれ」

 ってさ。

 

 「もう長生きしたないんや。」

 「ほんとやで。」

 

 念押されました。

 

 理由はこう。 

 ひとに迷惑かけてまで長生きしたいと思わないということ。

 長く生きていると体が悪くなってきて節々が痛いということ。

 人に迷惑をかける苦痛、体が悪くなることによる苦痛、

 その苦痛から逃れられるなら、いっそ死んでしまいたい。だってさ。

 

 じいちゃん、ばあちゃんに長く生きてもらいたいって思うことも、

 迷惑をかけず早く死んでしまいたいと思うことも、

 普通の感情なんだろうと思うな。

 

 

 「死にたいと思う時に死んでもいいような法律を作ってくれると嬉しいし、若いもんにはそういうことのために勉強して欲しい。」

 

 おばあちゃんはそう言って笑ってました。

 

 尊厳死 

 

 日本でも認められるといいな。

 ただ長生きすればいいってもんじゃない。

 

 それではまた。

 

 梅田公認会計士 

 

 

安楽死と尊厳死  医療の中の生と死 (講談社現代新書)

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「尊厳死」に尊厳はあるか―ある呼吸器外し事件から (岩波新書)

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死の自己決定権のゆくえ: 尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植

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