梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

「愛と幻想のファシズム(上)」を読んでちんぷんかんぷん

愛と幻想のファシズム あらすじ

 愛と幻想のファシズムを読んで、自分の脳が低レベルなのだろう、内容が頭にあまり入ってこない。面白くない、共感できないのである。wikipediaによると、

カナダで狩猟を生活の一部としていた鈴原冬二は、日本帰国の直前に寄ったアラスカの酒場で飲んだくれていた日本人のゼロと出会う。トウジはゼロに誘われ、日本に帰国し独裁者としての頭角を現す。当初は挑戦的なCMを出し注目を集め、世界経済が恐慌に向かい日本が未曽有の危機を迎えると政治結社「狩猟社」を結成し大衆の支持を集めるようになる。国内の敵対勢力を手段を選ばず叩き潰し、勢力を拡大するとともに世界の再編成に乗り出した多国籍企業集団「ザ・セブン」による日本の属国化を阻止するために行動する。 まず自衛隊にダミー・クーデターを起こさせ国会議事堂、首相官邸などを占拠させた。それから間もなく人質の解放と武装解除の交渉のためにテレビに登場し、 そこで米ソの世界再編成の陰謀を暴露した。その後、国会は解散し総選挙で革新政権を誕生させて崩壊させた。そしてこのような混乱状態のなか鈴原冬二と狩猟 社だけが唯一の国民の希望の星になる。その間にイスラエルと秘密協定を結びプルトニウムを手に入れ戦術核を製造、配備し、同時にハッカーたちによって情報を混乱させアメリカの牽制に成功する。 最終的には、米ソと対等の地位を手に入れ、世界からも一目置かれるようになる。出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%A8%E5%B9%BB%E6%83%B3%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0

  ということらしい。

  ふ〜ん。

 でしょう?

 この小説で強調されるのは弱者は滅べ、強者のみ生き残り、団結してさらに強くなれ、だった。ホントにそうか?弱者が豊かに健康に生活できる社会を目指すことが大事なんじゃないか。強者が誕生する理由は弱者がいるからこそなんじゃないか。

 日本経済が弱くなっている理由を弱者に求めることは簡単である。強者が弱者の経済的一部を負担して社会は回っている。切ってしまえば、一時的に経済は持ち直したかのように見えるだろう。

弱者を切ったところで・・・

 実際には強者がさらに強者となることはない。強者のみ生き残るのであれば、いずれその生き残った強者はさらなる強者に食われてしまうだろう。

 目指したいのは"共存"である。強者も弱者も皆が生き残れる世界、安心・安全な世界、一人一人の価値観が尊重される世界。この世にぼくたちは"愛されるため"に生まれたんだしさ。皆で愛し合おう。

 

  上巻を読み、気分が悪くなったので下巻はやめとく。

 さ、他の本を読もう♪

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愛と幻想のファシズム(上)

愛と幻想のファシズム(上)