梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

事務所通信(7月)ダム式経営

 当事務所では事務所通信を発行しています。

 

 今回取り上げたの松下幸之助さんのダム式経営

松下幸之助が「ダム式経営」を説いていた1965(昭和40)年頃の話です。

松下は、京都の経営者を対象にしたある講演会で、資金、人材、技術等のダムをつくり、余裕のある経営をしていこうと訴えました。質疑応答の時間に、1人の経営者が、「ダム経営をしなければならないのは分かるのですが、そのような余裕がないから困っているのです。どうすればダム経営ができるのでしょうか」と質問しました。一瞬困ったような顔をして松下は、こう答えました。「まず願うことですな。願わないとできませんな」。

松下幸之助「真筆集」永遠の言葉』より

   

要点

 ダム式経営とは、不景気に備え、好景気のときに資金、人材、技術などを蓄え、不景気のときに耐えられる会社経営をして行こうという考え方です。不景気になってからお金が足りないといっても、お金を誰も貸してくれません。不景気になってから人が足りないといっても、誰も手を貸してくれません。

 余裕のあるうちに少しずつ備えていきましょう。

 

 といっても、スタートアップは時間も、お金も、人材も足りません。

 が、どうすればいいのか、考えることをやめないで、一生懸命考えて頑張りましょう!と、当事務所の所長として頑張ります。

 

 さ、やるぞ!

 

 それではまた!