梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

過去の決算書を見ていても仕方ない。

数字が読めないという話をよく聞きます。

数字が読めないというのは、

その数字自体を読もうとしているからなのかもしれません。

 

体重を例にとると、

82kgあったとして、

82kgをしっかり眺めて、

その意味が分からないといった感じですね。

 

自分の理想の体重が70kgなら、

82kgと70kgの差分の12kg重たい、

現状の数字は良くない、

と理解するのですが、

 

決算書の数字になると、

82kgの意味を知ろうとしてしまっています。

 

どんな数字も見る人の理解によって良し悪しの理解は異なります。

 

決算書だけ見ても意味はないので、

標数値を考えて、

そことの差分を一生懸命埋めるように頑張りましょう。

 

過去の数字とにらめっこしても現状維持しかないです。

未来の数字を見ましょう。

 

注:もちろん過去の数字が速く正確に出てくる状態が前提の話です。