社会福祉法人の新型コロナウィルスに関する会計処理
S-BASTの進呈ということで、各機関を訪問してきました。
TKC社会福祉法人経営指標(S-BAST) | TKCグループ
S-BASTを使うことで同業他社の経営指標を把握することができ、大体の目安をつかむことができます。指導監査などでもご活用いただく機会もあるようで役に立て嬉しいです。
社会福祉法人の(別添2)財務会計に関する事務処理体制の向上に対する支援業務実施報告書の提出も少しずつ件数が増加しているそうで、こちらも成果がでてきています。
計算書類に別添2を添付すると監査周期の延長の特典があるため、ぜひ広がっていって欲しい制度です。
今回は新型コロナウィルスに関する会計処理についても担当者の方から聞く機会があり、統一した見解が出されていなどで現場は少し迷っているなという印象を持ちました。
社会福祉法人の会計基準では補助金や助成金について交付目的に応じて勘定科目を使い分ける必要があります。基本に戻って、どのように勘定科目を使えば良いか判断が必要になりますね。
慰労金に関する会計処理については全国老施協のホームページに預り金で処理することが掲載されているため、それを参考にすれば良いでしょう。
参考:全国老施協ホームページ
https://www.roushikyo.or.jp/?p=we-page-single-entry&type=contents&spot=319368#90
不透明なときこそ、専門家の力の見せ所かなと思いますので、役に立てるよう情報収集・情報整理・情報共有を大切にしていきます。