【雑記】頑張るということ。
『君が生きているという真実だけで幸福なんです。』幸福論 椎名林檎
今、サピエンス全史という本を読んでいます。
この本は、この世界の中心として生きる人間の先祖であるホモ・サピエンスがどのように世界に分布して発展してきたのかという仮説が語られています。
その中で農業革命の章があるのですが、実におもしろいです。
農業革命は本当に良いものだったの?
人から自由を奪っただけではないの?(人生の大半を稲や小麦に費やし、他の部族による略奪で命を落とすことも多々あり)
人間ってなんなんだろうなぁと読みながら虚無感さえ感じました。
頑張れば頑張るほど自分を苦しめているのですから。
それでも、自分の時間が削られようが、命の危険にさらされようが、次につながる子どもや仲間たちのために頑張ろう。きっと将来は今よりももっと良くなるはず!なんて考えながら懸命に生きていたんじゃないでしょうか。
そう思うと、昔も今も本質的に変わりませんね。
頑張れば頑張るほど辛くなるなら、頑張らず肩の力抜いて楽しんで行きましょう。
君が生きているだけで幸せですよ。