知らないことを知ることは楽しくもあり寒気がするものである。
2016年7月4日
ソクラテスの「無知の知」。無知の知というのは、自分は知っていないということをを知っているという意味です。
本日は第51回全国統一研修(税理士の研修)に参加しました。
そのなかでDES(デット・エクイティ・スワップ)を使った事例で、多額の損害賠償を被った税理士法人の話が出ました。
DESで税理士法人が損害賠償請求3億円・・税理士が相続税の否認での損害賠償は無限責任に成る危険・・未公開株式の極端な相続税の租税回避もリスク - Yahoo!知恵袋
この事例については、つい先日、税理士仲間の勉強会でも話題になった事例でした。
このように、事例研究等は知ることは楽しいのですが、
もし、知らないで事例にあたったとき、自分は正しい判断ができるのかどうか?
ということについて恐怖を感じるものがあります。
知らないことをは知るよう努力するが、たとえある程度知ったとしても、まだまだ自分は知らないことが多い、まだまだ勉強していかないといけないと謙虚に構えることが大切であると思います。
社会のルールは知らなかったでは済まされないことがあります。
専門家はお客さんの知らなかったから守るために存在し、またその専門家も、その期待に応えられるよう日々勉強していかなければいけませんね。
それではまた。