梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

MR設計ツールで経営分析資料の作成を自動化

TKCの会計ソフトはFX5からe21まいスターまで売上規模に応じて費用負担と使い勝手とで勘案してラインナップがあります。

 

うちの事務所はFX4、FX2、e21まいスターを利用されている関与先があります。

 

そのなかでe21まいスターを使っていると使えない機能があるのが、悩みの種です。

 

その機能は部門別管理機能とMR設計ツールです。

 

システム移行とMR設計ツールの活用で"関心を抱かれ・歓心を得て・感心される"事務所を目指す | 会員事務所の声 | 税理士・会計士の皆様へ | TKCグループ

 

e21まいスターは部門別管理とMR設計ツールが使えません。

 

単一部門、単一商品、単一サービスを扱っているのであれば、部門別管理もMR設計ツールも必要ないのですが、複数商品・サービスを扱い始めると、何が良くて何が悪いのか、部門別管理をしたりMR設計ツールを使わないと原因分析が効率的にできません。

 

MR設計ツールを使って関与先の業績を分析したり、経営レポートを作成してお渡ししたりするのですが、企業の問題点が一目で分かりますし、グラフの自動作成により細かく見ていては気づかない大きな視点での数値の変化も気づくことができます。

 

最近、e21まいスターからFX2への移行した関与先があるのですが、今まで見えなかったものが見えるようになり、毎月の巡回監査の精度、数値の理解の深みが増しています。

 

e21まいスターだと会計入力の自動化までは対応できますが、経営分析資料の作成までは自動化できません。FX2以上のソフトだと会計入力の自動化と経営分析資料の作成も自動化できます。

 

e21まいスターは年商5,000万円までを想定させれていますが、それを超えてももちろん処理できますが、それよりも早くFX2へ移行されることをお勧めします。