梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

自信について

 原点の会に参加してきました。

 会計人の原点 飯塚毅著作集【1】 TKC出版

 

 自信について飯塚毅さんが言った言葉

 

『君は自信が欲しいか。然らば絶対に確実だと誰が見ても信じられる仕事を、地味に反復してごらん。自信はその中から自然に湧いてくるものだよ』

 

『ルールを遵守している者には、その職業生活に本当の自信が湧いてくる。君には湧いてきたか?』

 

 この二つの言葉を掘り下げて学びました。

 

 先生はこの言葉から、

 

 自信の発生源泉は

 ①優越(人よりも秀でていること)

 ②正義(正しいことをすること)

 からくるのではないかと話されました。 

 

 なるほど、人よりも秀でたスキルを持つことと正しい行いをすることで自信は湧いてくるものなのかと思いましたが、どうも腑に落ちない。

 

 それはなぜかというと、人より秀でることも、正義もあいまいだから。

 何が人より秀でているのか、何が正義なのか、

 それは人それぞれの価値観による。

 

 曖昧なものの上に自信をもったとして、

 それは普遍的な自信につながるのか。

 

 

 『絶対に確実なものはない』という前提に立ってもなお、確実性を追求する姿勢、『普遍的な正義はない』という前提に立ってもなお、これが正義であるという主張する姿勢、ここに自信が湧きたつのではないかと思ったのでした。

 

 講義のあと、「自信の発生源泉に勇気は入らないんでしょうか?」と質問をしたところ、「それは少し違うかなと思います。次回は勇気についても話そうと思っていますよ」と話されました。

 

 さて、自信はどこから来るのか?どこから来ると思いますか?

 とても興味深く、よく考えた時間になりました。良き時間でした。