後継者不在の中小企業はM&Aを考えてみてはいかがでしょうか。
「中小企業支援におけるM&A」について、日本公認会計士協会の研修に参加してきました。
M&A、有効に活用すれば、中小企業にとって、とても良い事業を譲る手段だと感じました。
また、時代の流れも、自社を親族に譲るのではなく、従業員や社外の第三者へ譲るのも、社会の流れとして普通になる傾向にあるようです。直近10年では、従業員承継や社外の第三者親族外承継が6割超に達しているそう。
さて、日本では、全国28万社のうち、日本の約6割超の会社が後継者不在であり、かつ60歳以上の経営者の50%超が廃業を予定しています。
後継者不在だから廃業という流れ。
もちろん廃業は悪いことではないのですが、その会社で培ってきた技術や信用が消え去ってしまうのは非常にもったいなと感じるところです。
技術や信用を一から作るより、必要な人や必要な会社が引き継ぎ、さらに技術や信用を積み増せば社会にもより良い影響があるんじゃないでしょうか。
廃業より承継を。
中小企業のM&Aについて弊事務所も貢献していきたいです。