梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

源泉税の納付は電子納税かんたんキットを使おう。

源泉所得税の納期の特例を申請している事業主の方は、1月~6月分までに従業員から預かった源泉所得税を7月10日までに納付する必要があります。

 

[手続名]源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請|国税庁

 

納付書を作成して、銀行で振込を行っても良いのですが、もっと簡単に源泉所得税を納付することができます。

 

TKCのe21まいスターと電子納税かんたんキットを利用します。

 

流れは以下の通りです。

 

①納付書を作成する(e21まいスターあんしん給与)

②電子申告・電子納税する(電子納税簡単キット)

 

①納付書を作成しましょう。

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所得税・住民税納付書転記資料のボタンをクリックします。

次の画面が開きます。

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税理士等の専門家から源泉税を預かっている場合は、「税理士等の報酬」欄の明細入力を開いて、専門家への報酬金額と源泉税を入力します。

そのあと、納付書転記資料・電子納税データ作成をクリックします。

次の画面が開きます。

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源泉税の集計期間を確認して、右下の電子納税へ(TKC電子納税かんたんキット)

クリックします。

②電子納税かんたんキットで電子申告・電子納税しよう。

e21まいスターのTKC電子納税かんたんキットをクリックします。

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以下の画面が開きます。

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PXあんしん給与連動:一般・納期特例をクリックします。

次の画面が開きます。

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電子納税のプロセスを1から6まで順番に開いていくと、電子申告~電子納税までかんたんに行うことができます。

 

毎月の給与計算をあんしん給与で行っていれば、納付書作成から電子納税まで半自動で行うことができるため、事務効率が上がります。

 

まだ、手書きで納付書を作成していたり、銀行窓口で源泉税の納付を行っている方がおりましたら、事務処理がかんたんになるため、電子納税かんたんキットを導入することをお勧めします。