【e21まいスター】仕訳辞書を使って定型取引の記帳を効率化しよう。
会計ソフトが使いこなせないと経理事務が変わりません。
そんなときに、『仕訳辞書』を使うと効率的に仕訳を登録することができます。
今回はe21まいスターの仕訳辞書の使い方の説明です。
■仕訳辞書とは?
■仕訳辞書で1枚の請求書から複数の仕訳を登録する
■仕訳辞書で概算の減価償却費を計上する
仕訳辞書とは?
仕訳辞書は、仕訳の型を事前に登録しておくことができる機能をいいます。よく使う仕訳について、辞書登録することで仕訳を効率的に登録できます。
☆こんなときは仕訳辞書に登録しておくと便利です。
☑毎月同じような取引が発生する。
☑毎回1枚の請求書から複数の仕訳を登録する必要がある。
☑どんな仕訳を登録すれば良いか忘れてしまう。
☑減価償却費など定型的な取引を誤って二重で登録してしまう。
仕訳登録の流れ
【取引の入力】仕訳辞書→左上の【登録】ボタン→仕訳の入力→【F4】入力終了
仕訳辞書で1枚の請求書から複数の仕訳を登録する
1枚の請求書から複数の仕訳を計上しないといけないことってありますよね。
アス〇ルでA部門のものとB部門のものを買ったけれど、請求書は1枚であるとか。そういったことが毎月ある場合、A部門とB部門の仕訳を事前に以下のように仕訳辞書に登録しておくことで業務が効率化します。
日付
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部門 |
借方
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貸方
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取引先名
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資金外諸口 |
未払金
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アス〇ル
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A部門
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事務消耗品費
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資金外諸口
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アス〇ル
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B部門
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事務消耗品費
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資金外諸口
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アス〇ル
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※一つの取引で複数の仕訳伝票を作成する場合、通常、諸口勘定(資金諸口、資金外諸口)を使います。
仕訳辞書で概算の減価償却費を計上する
月末整理タブに登録されている仕訳を順に確定していくことで仕訳を作れば、一覧性があり計上漏れがなくなります。
また、仕訳辞書から仕訳を登録すると、計上月に●印がつき、その月に減価償却費等を計上したかどうかが仕訳辞書から確認することができます。
まとめ
・毎月に定型取引は仕訳辞書を使いましょう。
・1つの請求書から仕訳を複数作るときに仕訳辞書を活用すると事務効率が高まります。
・毎月の減価償却費等は仕訳辞書を使うと計上漏れがなくなります。
取引も会計処理もシンプルにすれば、
経理事務も生産性もあがります。
シンプルを意識しましょう。
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