梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

【考え方】なるほど。仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣。

【福袋】今年初めての図書館の福袋。中身が結構おもしろい。 - 梅田公認会計士のダイアリー

 

 図書館の福袋に入っていた本、仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣を読みました。

 

 日本人は比較的、仕事人間が多いんじゃないかと思います。かく言う私も、仕事が楽しくて、いつまでもやってやっていられます。全然苦痛とか感じません。

 

 ただ、『それは良くないよ』ということが書いてありました。

 

 確かに良くないと思います。

 

 前に妻からこんなことを言われました。

 

『あなたは何のために仕事をしているの?幸せのために仕事をしているの?なら、もっと家にいてくれる方が幸せだよ。』 

 

 そう言われて、自分の家庭の土台がぐらぐらとしていることを感じ、働きたくても働き過ぎないことに決めました。

 

 

 さて、この本に戻りますが、イギリスの人は3役を演じているそうです。

 一つ目は、仕事、二つ目は、生活、そして、個人

 そして、仕事、生活、個人、このバランスが大切であり、人生をこの3点で支えれば土台は揺るがないそうです。

 

 仮に、仕事一点で支えられた人生の場合、仕事でのミスやストレスが自分の人生の全てを悪い方向へ向けてしまうのですが、その他の生活者としての自分や、個人としての自分が土台として確立されていれば、仕事でのミスもストレスも、『なんだ、たった3分の1がうまくいっていないだけじゃない』と受け流すことができます。

 

 逆に、生活者としての自分、個人としての自分の土台が確立されていれば、あとはいい意味で仕事だけ。

 

 また、何事も3分割する癖をつけると、意図的にグレーを作ることができるというのも示唆に富んでいました。〇か×かに△を加えることで、人と人とのコミュニケーションが円滑になりますよね。

 

 世の中には白黒はっきりさせたい人が多くいます。私も白黒はっきりさせて前に進みたい方です。ただ、それだけでは人と協働するときには要らぬ摩擦を生じさせてしまい、その摩擦を調整することにエネルギーが無駄に浪費してしまうことがあるように思います。

 

 〇か×かに△の選択肢を。

 仕事だけの人生から、仕事、生活、個人の豊かさを。

 

 どうすれば人がより人生を楽しめる社会を築けるのか、考えて実行して少しずつ仕組みを作っていきたいですね。自分の子どもが大人になるころは、今よりもっと良い社会になっているでしょう。そのために、今、自分のできる範囲で、また、これから、自分のできる範囲を少しずつ広げながら、社会に良い影響を与えることができるよう生きていきたいと思います。

 

 最後にこの本の中に書かれたいたイギリスのことわざを紹介。

 

 『Having confidence is about being happy who you are』

 あなたが何者であっても自分が幸せなら自信が持てる。

 

 幸せになりたいではなく、いま、ここで幸せを感じましょう。

仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣

仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣