梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

もしも。

2015年11月15日

 フランスのパリでテロがり、120名以上の命が奪われたそう。

 もしも、日本で起きるなら標的となるのは東京でしょう。

 

 東京で起きたら、どういった感情を持つのか、

 考えてみたのだけれど、なかなか実感は持てません。

 

 フランスでテロが起きた

 たくさんの方がなくなった。

 文字や映像が映されても、

 私にはどこかリアリティが欠けています。

 

 

 自然災害、特に津波地震に対しては、

 敏感に感じることができるのですが、

 テロという経験のないものには鈍感なのでしょうか。

 

 さて、

 

 人が人を殺す。

 悪いことをしたら死刑。

 自分と価値観の違うものは排斥。

 

 なぜ殺すのか?

 なぜ死刑なのか?

 なぜ価値観は共存できないのか?

 

 そんな疑問が湧いてきます。

 

 人を殺すことを決めるのもヒト。

 だれが悪いかを裁くのもヒト。

 価値観を共存できないのもヒト。

 

 

 自然災害ではなく、

 人の怒りに任せた行為によって、

 こんなに悲しいことが起きる

 この世の中はどうかしている。

 

 それでも、自分の身に置き換えてみると、

 

 もしも、自分が大切なヒトが殺されたら、どうするでしょう。

 

 私はその人を殺しに行くのでしょうか。

 その人を殺さず許すことができるのでしょうか。

 

 分かりません。それでも、

 どこかで自分の怒る心を許さなければ、

 自分で自分の人生を壊してしまうでしょう。

 

「どうやったら、この殺し合う流れを断ち切ることができるか」

 

 答えは一つだと思いませんが、

 相手に制裁を加えるという方法以外の解決がなければ、

 流れを断ち切ることはできないのだろうと思います。

 

 テロに屈しない

 

 それは共感できるのですが、

 制裁を加えるということには、

 違和感を覚えます。

 

 今日もまたアメリカがISISの幹部を殺害したという報道。

 それはまた新たな怒りを呼び新たなテロや報復の引き金になるのでしょう。

 

 より良い方法で安心や安全が世に戻されることを祈り、

 また、テロにより亡くなった方々に哀悼の意をささげます。

 合掌。