世界史を帳簿の歴史で読む休日。
2015年9月22日
私、個人のことですが、会計士協会の研究発表テーマを来週までに決めなければいけません。少し焦りがあります。そんななか、帳簿についての歴史をもっと知ることが自分の仕事に役立つのではないかと思い、この本をダウンロードしました。
今、第5章の「オランダ黄金時代を作った複式簿記」東インド会社を中心とした世界貿易で途方もない富を得たオランダ。その繁栄の秘密は、複式簿記にあった。国の統治者が史上初めて複式簿記を学び、それを政権運営に取り入れることができたのは、一体なぜなのか のところまで来ました。
さて、会計士の職業は今後10年でなくなる職業ランキングの堂々第2位で、会計士を目指す受験生も減っているというのが現状。会計士だけではなく、今後20年で今ある仕事の半分はロボットに取って代わられるといいます。
オックスフォード大学が13年に発表した論文は世界に衝撃を与えた。内容は、米国の702の職業別に機械化される確率を示したもので、「今後10~20年で47%の仕事が機械に取って代わられる高いリスクがある」と結んでいる。
確かに単純作業はロボットに奪われていくのでしょうが、会計士のコアとなる役割は将来に向かって残していく必要があるでしょう。
不正、横領、帳簿の腐敗と国の腐敗は同時に進みます。
国や人と守るために、会計士として自分ができることを日々していきたいと思います。
研究発表頑張ります。
それではまた。