梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

事業をやるには気持ちが大切だということ。

2015年7月22日
   税理士会の研修会

「役員退職給与と貸倒損失についての基本的な考え方と事例の検討」

  に出席してきました。

   裁判例法人税法などを勉強しますと、税理士は法律を扱う仕事なんだということが実感できます。 

  さて、裁判例で原告側が負けた例の講義を聞いたのですが、

  「大義が崩れると論理が崩れる」

 と話されました。簡単に言えば、どんなに証拠書類を揃えても、その証拠書類で支える意見、裁判官や調査官の方に伝えたいことに租税回避の気持ちがあれば、相手に何も伝わらないということです。

  夫婦で例えるなら、
「奥さんにプレゼントをあげているから、奥さんを大切にしている」ではなく、「奥さんが大切だから、プレゼントをあげる」

  伝わりましたか?^^; 伝わりませんね^^;

   それはさておき、何事も気持ちがあって、それに従う行動があるということです。

   最近は行動することの重要性が強調されますが、気持ちはそれよりもっと大切にしましょう。^ ^

   それではまた。