東北へ、女川町の今を見てきました。
2015年5月3日
女川町に着くと、前はあった倒れた銀行の建物が撤去され、全くなにもなくなっていました。今、土を盛って海面よりも高くしているそう。
こちらでの友人との再会を懐かしみ、その後、女川町の現状がどうなっているのか、現地に行って教えて貰いました。
道中、車中からは何もない土地、住居を建設中の土地、まだまだ復興半ばであるのだと改めて実感しました。
ここには商店街があって、たくさんの人が住んでいた。波がただ一回来たんじゃなくて、二回、三回、四回と寄せては引き寄せては引き、多くのものを海に連れ去ってしまいました。
僕自身、忘れないでおこうと思っても、少しずつ少しずつ当時の記憶が薄れていっています。
被災地の復興はまだまだこれからであり、またここで住む人の心もまだまだ傷ついたまま。
そばにこんなモニュメントがありました。
聞くと、この地震のことを忘れないために何か残そうと学生が考え、そして学生が自分たちの手で協力して募金を募り建設したとのこと。修学旅行先でも募金をされたそう。
忘れないでおこう。
今日のことも、あの日のことも。
そう思った一日でした。
それではまた。