梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

結果だけではなく、その過程を理解してもらうことが大切。

2015年2月3日(火)

 

 『中学最後の大会に出ませんでした』

 

 私は中学最後の剣道の大会に出ませんでした。学校の先生はうちにまで迎えに来て、私が「行かない」と言ってもなかなか帰ってくれませんでした。

 

 そのエピソードを家のひとはずっと覚えていて、最近、またその話になりました。

 

 「理解できない」と。

 (何度かその経緯を説明していると思うのですが・・・。)

 

 経緯は以下の通り。

 

 中学3年の頃、武生高校という学校を目指すことになって、勉強せなあかんとやる気になりました。そこで、まず考えたのが、勉強時間を増やすということでした。勉強時間を増やすには、部活を辞めるという選択肢が一番手っ取り早く感じたので、私は先生に『部活を辞めさせていただきます』と話をさせていただいて(先生はOKを出したかは覚えていません)、それ以降、部活には行きませんでした。

 

 さて、部活には行きませんでしたが、顧問の先生は会うたびに部活に来なよと誘って下さいました(行きませんでしたが)。そして、剣道の最後の大会の日、行く予定をしていなかった私は家にいました。すると、先生は家まで来て、『行くぞ』と言ってきました。正直ビックリしましたし恥ずかしかったですね。先生には今まで練習してきた人に大会に出てもらって下さいと話したように思います。練習に行っていない自分が中学最後の大会の記念に大会に出してもらうなんて、そんな恥ずかしいことはできません。断固として断って、大会には行きませんでした。

 

 家のひとは、先生が家まで迎えに来ているのに、駄々をこねて大会に行かない。なんてあかんやつなんやと思っていたんだと思います。 

 

 今回、

 『練習にも出ていない人間が大会に出る資格はない。』

 そう家のひとに説明したところ、

 

 「それはそうかもしれんなぁ」

 

 と納得していただきました。

(また忘れた頃にこの話は笑い話として家族のネタにされるんでしょう)

 

 何かをするには何かを辞める。

 昔からそういう考えでやって来ているように思います。

 

 自分がこれから何をして行きたいのか。

 考えて選択して実行して行きたいと思う今日この頃であります。

 

 ※ちなみに武生高校は合格しました。良かったです。

 

 それではまた会いましょう^^