梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

「ピーター流生き方のすすめ」ピーターフランクル(著)を読んだ感想

読了まで2時間

ピーター流生き方のすすめ (岩波ジュニア新書)

 著者であるピーターフランクルさんは数学者兼大道芸人という経歴を持ち、12ヶ国語が話せるという特技を持つ面白い方です。

 

 そんなピーターさんが本書で強調していた言葉がある。

 

 それは、「人生の主役は自分」であるということ。

 

 人生の主役は自分というと、

 ・自分勝手に生きる とか、

 ・自分のやりたいことだけする とか、

 そんなイメージを持つかもしれないけれど、

 彼はそういうことが言いたいのではなくて、

 

 「自分が本当にやりたいこと・なりたい自分のために自分の時間を使いなさい」

 

 ということを言っている。

 

 ピーターさんは著書の中で、ワールドカップ観戦を例に出していた。

 サッカーが大好きでワールドカップ期間中はサッカーばかり見ていたそう。その傍ら、友人の数学者は一生懸命数学の論文を仕上げて、とても高い評価を受けた。この論文は本当なら一緒に仕上げて共著になることもできたもので、一緒に数学者としての評価を受けることもできたものだったみたい。

 

 ピーターさんは数学者として生きるなら数学の論文を仕上げることだった。

 その論文を仕上げる時間をワールドカップの観戦にすべて捧げてしまったことは、言い換えればピーターさんの人生の主役はワールドカップだったということになる。

 

 毎日、YouTubeで香川の活躍を見ているあなたは香川があなたの人生の主役。

 毎日、パズドラばかりしているあなたはパズドラがあなたの人生の主役。

 

 自分の人生を自分がなりたいものに使っているか、本書を読めば一度じっくり考えてみる機会になると思う。

 

 あなたはなりたい自分のために今の時間を使っていますか?

 

 スマホやパソコンでこの文章を読んでいるあなた。

 一度、電源をオフにして、「いま、何をやらなあかんのやろか?」と、考えてみよう。頭に浮かんだもの、大事にして毎日を積み重ねれば、なりたい自分にきっと近づいていける!

 

 さ、僕もオフライン活動頑張ります♪

 

 電源オフ!

 

 じゃーね!

 

ピーター流生き方のすすめ (岩波ジュニア新書)

ピーター流生き方のすすめ (岩波ジュニア新書)