梅田公認会計士のダイアリー

会計で会社や社会を良くしたいと情熱を燃やしています。現在、起業支援の拠点としてコワーキングスペースの運営にも力を入れています。

電車で乗り過ごしていたかもしれない話 からの学び

 電車で乗り過ごしたことはないだろうか。

 「何でも調査団」の調べでは、3人に2人は電車での寝過ごし経験があるそうだ。

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 出典:3人に2人は電車寝過ごし経験あり!うっかり終点経験者は15%! 調査結果 - @nifty何でも調査団

  この3連休の中日、京都に行き、本日朝、電車で帰ってきた。その時の話。

 京都では大学の頃の友人と遊び、夜はいつもの如く12時よりネカフェで漫画を満喫。ナイトパック7時間、オープンフロアで980円だった。安い。ちなみに、読んだのは土竜の唄

 ※映画も大ヒット上映中!まだ見ていないので近いうちに行きたい。

映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』公式サイト

  睡眠時間は2時間ほどだったけれど、とても清々しく目を覚まし午前の電車に乗り込んだ。さすが、連休の最終日、電車には多くのお客様が多い。京都から遠くはなれるほど、席も空くようになり、私も座ることができるようになった。そして、そこからの記憶がない。

 はっと目を覚ましたとき、久しぶりに悪寒を感じた。電車には殆ど人が乗っていない。"やってしまった"というあの感覚が首の根元から上がってきた。自分には明らかに逆走しているように思えたのだ。電車は終着駅に着き、そのまま折り返しているというイメージが脳に広がった。

 さ、もちろんお分かりであろうが、そんなことはなかったのである。時計を見れば寝ていた時間は1時間半ほど、終着駅にさえ着いていなかった。人が全くいなかったのも、私の目的地が田舎過ぎるという理由なだけ。

 しかし、ここで私は思った、外で記憶をなくすぐらい熟睡すること = 完全なる無防備な状態になることは、非常に危険だと。今回、目を覚ましたのは単に運が良かっただけであり、そのまま寝ていれば最悪の事態は起こり得た。また、もし万が一貴重品が盗まれるようなことがあっても、気づきはしなかったであろう。

 ここは日本。普通に暮らしていれば危険なことに出会う確率の方が少ない。これは世界から見ると普通ではないのかもしれない。安全・平和ボケで危険意識の希薄した私に大きな気づきを与えてくれる体験になった。ありがとう日本。これからも安全・安心に生活できることを当たり前に享受できる日々に感謝して生きたいと思う。