会社やめ2
会社を続けるべきかやめるべきか
株式会社を設立するのにかかった費用もいくらかある。かつては、株式会社を設立するのに資本金として1千万円を準備する必要があったが、今では資本金は1円からでも会社を設立することができる。それでも、会社を設立するのに登記費用など約30万円は見積もっておいた方がよい。
ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 会社設立のしかたがわかる本
- 作者: 鎌田幸子,北川真貴,山口絵理子,今井多恵子
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2012/09/15
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 12回
- この商品を含むブログを見る
会社を設立するのにお金がかかることは想定の範囲内だと思うが、会社を閉じるのにもお金がかかるので気をつけて欲しい。株式会社を解散する登記費用、会社を解散する広告費用(官報)、会社の清算登記費用だけでなく、それに関するその他諸々の時間も必要となってくるのだ。清算しないで放っておけば良いのでは?という声も聞こえてきそうだが、会社は放って置いても住民税を毎年7万程度払わないといけない。会社を作るのにお金がかかったのだし、会社を持っておきたいという心情も分からなくもない。現に、私もどうしようか葛藤する時間もあったが、そこは頭を切り替えるべきだろう。必要がなくなったら、すぐ解散。その方が精神的にもズルズル引きずられないのではないだろうか。また、自分が儲からないと思ったものに力を注ぐべきではない。なぜなら、力を注ぐことが苦痛に変わるからである。好きなものをビジネスとした場合、苦痛は好きを嫌いに変えてしまう。好きなときにやめる方が人生は豊かであろう。好きなものは好きなままで。またやりたかったら、また会社を作ったらいいのである。と、こんな思考で会社の解散を決めた。
つづく