【経営分析】原因は数字を分解して分析を。何度も言うので耳にタコができるかもしれませんね。
売上がなぜ?あがったのか。
費用がなぜ?減ったのか。
その理由が知りたかったら数字を分解する癖をつけることをお勧めします。
売上=平均販売単価×数量
売上が前月よりもあがったのなら、高い価格帯のものが売れたのか、販売数量自体が増えたのか、どちらか。
では、なぜ高い価格帯のものが売れるようになったのか?なぜ、販売数量自体が増えたのか?
なぜ?
を繰り返していくと、原因が見えてきます。
原因が見えなければ打ち手がありません。
なぜ?なぜ?なぜ?
結果に一喜一憂するのではなく、原因をとことん追求し改善しましょう。
結果は後からついてきますよ。
それではまた。
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【良い言葉】
最近、いいなぁと思った言葉があります。
それというのは、
『結果に決意するのではなく、原因に決意すべし』
という言葉です。
今月の売上目標は100万円といったところで、さぁ、どうします?
結局、売上の原因は単価×数量なので、どちらかを伸ばすか、どちらともを伸ばすしかありません。
単価を上げる工夫をしていますか?
数量を上げる工夫をしていますか?
単価も数量も上げられるようブランド化していますか?
自分に問いかけてみてください。
今やるべきことは『結果に決意することではなく、原因に決意すること』です。
自分がうまくいかない原因、うまくいった原因は何なのかなぁ?と自省する時間を確保して一歩一歩改善していきましょう。
そのお役に立てれば幸いです。
【考え方】考えが行動に移るとき。考えても行動に移らない方への処方箋。
考えることと、行動に移すことは違います。
私たちが心の中では正しいと思っていたり、やりたいと思っていることがあったとしても、それを行動に移すということは少なからず勇気がいることで、たいていの人は分かっていても、できないのではないでしょうか。
『〇〇だから自分にはできない』
『〇〇だからやらない』
できない理由を並び立てることでしょう。
それが悪いということではなく、普通の反応だと思います。
ただ、自分がもし明日死ぬと思ったら、できない理由・やらない理由を言うでしょうか。近い将来、自分は死ぬんだと思うと、自分がやりたかったことに挑戦しだす人は多いでしょう。
私は東北の震災で、「人はいつか死ぬし、その時期は明日かもしれないし、明後日かもしれない。やりたいことをやらないと」と、そんな思いを持ちました。
今を自分の思うように生きたいと思わない人はいません。
誰もやったことがないことに挑戦するんだから、うまくいくか、うまくいかないかなんて、やる前からは誰も分かりません。それでもやりたいと思う、「したくてしたくてしかたない」という心境を持つことが行動に移る原動力になると思います。
「せざるを得ない」「したくてしかたない」このモチベーションを持ち続けることができるよう仕組み化していくことが大切です。
自分のやりたいと思う心に行動が忠実になればなるほど、「生まれてきて良かった」と思い、周囲に感謝するようになります。
心に忠実に。
そう生きたい人を応援できる会計事務所でありたいと思います。
それではまた。
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【ホームページリニューアル】
ホームページをリニューアルしました。
ビジネスに必要な、契約書や見積書、さらに社内規程等のフォーマットがお客様限定ですが無料でダウンロードできます。その他、税務イベントに備えるための税務カレンダーや同業他社の経営指標の動向等、ビジネスに役立つコンテンツを揃えています。
下記リンク先より、ぜひ一度ご覧ください。
【税務】申告納税方式の歴史を知る。
所得税は年に一度、所得を計算して税金を納めます。これを、申告納税方式といいます。反対に、これだけ納めてくださいよ、と国や地方自治体が税金を計算して、それを私たちが納める方法を賦課課税方式といいます。
国や地方自治体が計算するなら、税金の計算方法は知らなくても良いものですが、自分たちで税金を計算して申告してくださいと言われたら、所得の計算や税金の計算方法を知る必要があります。
かつて日本は賦課課税方式で税を徴収していましたが、民主化の名のもとに、申告納税方式に転換された際、三つの制度ができました。
①税理士制度
➁青色申告制度
➂加算税制度
税理士制度は所得や税金計算ができない納税者を支えるためにでき、青色申告制度はきちんと税金計算している納税者への恩典、加算税制度はきちんと税金の計算・納付ができていない納税者への罰則としてできました。
この申告納税制度へ移行する際、大蔵省の心配事は①法の不知・誤解による所得計算の誤り、➁単純な計算ミス、➂納付期限を守らないことだったそうです。
なので、
①法律を知りませんでした、だから税金を間違えました→加算税
➁計算ミスをしました→加算税
➂納付期限を守れませんでした→加算税
と罰則を設け、この心配事が実際に起きないよう税理士がいるという流れがあります。
税の歴史を知ると、現在、税理士に期待される役割は、事業計画の策定支援やそのモニタリング等と広範囲に渡っていますが、まず第一に税に関しての自己研鑽の必要性を感じます。
歴史を知ることで、進む方向性も明確になります。
未来を予測するためにも、これまでの歴史を知ることも楽しいですね。
それではまた。
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【当事務所のサービスのご紹介】
①計画策定支援➁モニタリング➂書面添付
①:創業計画・事業計画計画の策定支援を行います。数値計画への落とし込みだけではなく、実現可能な計画かどうか客観的に判断し、助言させていただきます。
※認定支援機関として関与させていただきます。
➁:毎月訪問し決算書を検討します。計画対比や前年度対比により、問題点を抽出し業績改善策を提案します。
➂:書面添付を行います。書面添付により、金融機関等からの決算書の信頼性を高めます。※月次決算が前提です。
書面添付制度について (33条の2の書面及び35条の意見聴取)|フォローアップ検討会|国税庁
□ 前月の業績が分からない。
□ 事業計画がない。
□ 金融機関からの信頼を高めたい。
□ 資金繰りを改善したい。
□ 適切な税務申告を行いたい。
もし何かひとつでもありましたら、お気軽にご相談ください。
▽ホームページはこちら▽
【戦略】選択と集中で生き延びる。
起業するときは、色んなビジネスアイデアが出るものです。
さて、アイデアが決まり、「これだ!」と思って起業しても、そのあと、「あれも必要、これも必要・・・」とバックオフィスで様々な障害が生じてきます。「やる」ということから、事業として回りだすよう「仕組み化」するまで、裏で様々な調整をこなさなければなりません。事業が回りだすのが先か、自分のモチベーションが崩れるのが先か、日々アイデアは生きるか死ぬかの状態におかれます。
事業が生きるか死ぬか。
事業が生きるためには、ひと・もの・かね・じょうほうを与え続ける必要があります。
図:企業参謀より
ひと・もの・かね・じょうほうが限られているなら、ない袖は振れません。
一番大切にしたいことを選択して、ひと・もの・かね・じょうほうを集中しましょう。
ないなら、一点突破。
焦らず急がず、
まずは生き延びましょう。
それでは今日も良い一日を。
【会計】在庫を改善することで会社は強くなる。
「在庫はどれだけありますか?」
お客様のところへ訪問したときにお聞きします。
在庫はやっかいなもので、売れない在庫はいつまでたってもお金になりません。
在庫金額の異常は、
在庫÷売上高(在庫金額を売上高で割る)
をすれば傾向を把握できます。
タイムリーに経営数値を把握して、会社を強くしましょう。
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【ダメなところを知る】
最近、毎日ヘルスメーターに乗るようにしています。
最近のヘルスメーターは、体重だけではなく、身長や年齢を登録すれば、体脂肪率、骨格筋率、身体年齢、BMIなどが詳細に分析されます。
日課のランニングの後は、毎回、『体重が減ったかなぁ?』と思って乗るのですが、そう簡単に体重は減りませんね。それでも細かく見ると体脂肪率や骨格筋率が日進月歩で改善傾向にあります。
そして、細かいですが小さな変化を感じることで『また明日も頑張ろう!』と思います。
ダメなところを見るのは成長のチャンス!前向き。
ダメなところが分かれば絶対よくなりますから。
それではまた。
【考え方】自信の付け方。
自信のない人は信じるものを持っていません。自信は内に持つよりも、外に持つようにしましょう。
Faith
自分が信じるもの、自分が価値あると思うものを大切に思うことが自信に繋がると思います。
自らが信じるものを持つ。
時代が変わろうが変わらない普遍的な価値を信じましょう。
それではまた。
【起業】何のためにするの?
何のために起業するの?何がしたいの?
起業はより自分らしく生きるための手段でしかないと思います。
自分らしく生きるというのは、自分の心に忠実に生きるということを指します。
だからこそ、何がしたいの?なぜ、あなたがするの?と、自分の内なる声に耳を傾けて欲しいです。
起業したいと言う人は、起業して何を得たいのか考えないと。もしかすると、起業すると得られるものより失うものの方が多いかもしれませんよ。
起業して得られるのは、自分の心に忠実に生きられることのみ。
心に忠実に生きていますか?
心に忠実に生きているなら起業しなくてもいいんじゃないでしょうか。
逆に、心に忠実に生きられていない人は起業してもいいのかと思います。得られるものより失うものが多いでしょうが、起業して得られるものは、あなたが本当に必要なもの、そして、失うものは本来必要ないものだったりしますから。
起業したい人は、何のために起業するのか?
起業した人は、何のために起業したのか?
原点を大切に。
それではまた。